代表就任のご挨拶
2021/03/10
こんにちは。東京都の社会保険労務士法人アールワンの濵中(はまなか)です。2021年3月1日付で弊社の代表に就任いたしました。今回はそのご挨拶と私が社会保険労務士になろうと思ったきっかけについてお伝えします。
アールワンと私の歴史
社会保険労務士法人アールワンの前進である「オフィスアールワン」は前代表の高澤が1996年に子供部屋からスタートした社会保険労務士事務所です。そこから2018年に法人化し、今年で開業から通算25年となります。おかげさまでこの25年、多くのお客様とのご縁をいただくことができました。
そのアールワンに入社したのは2009年の9月、当時30歳の時でした。社労士試験には合格していたものの、実務経験が全くなく、最初は失敗ばかりの日々でした。当時は土日も必死に家や図書館で実務について勉強をしていたことが思い出されます。
社会保険労務士を目指したきっかけ
そもそも私が社会保険労務士を目指すことになったきっかけは前職での経験です。アルバイトの中にいつも遅刻をしてくるA子さんがいました。何度注意しても繰り返すため、ある日の面談で私は次のように伝えたのです。
「やる気がないなら明日から来ないでください!」
次の日、A子さんが出勤してくることはありませんでした。私はこれで社内の秩序が保たれると思い、意気揚々と本社へ報告をしました。しかし、2週間後A子さんから内容証明が届いたのです。
「解雇されたので解雇予告手当30日分を請求します。」
当時の私は労務管理をする立場でありながら労働基準法のイロハのイも知りませんでした。その結果、知識をもとに行動していれば払う必要がなかった金銭を会社に負担させてしまったのです。その時私が思ったことは「無知は罪だ」ということです。情けない気持ちとA子さんではなく自分に対する怒りの気持ちが沸いてきたことを今でも思い出します。
そこから私はまず労働基準法について勉強を始めました。そうすると色々な法律があることを知り、社会保険労務士という資格の存在も知りました。そこから本格的に勉強を始め、2回目の試験で合格することができました。そして、30歳のときに転職を決意、オフィスアールワンに入社することになりました。
代表就任のご挨拶に代えて
そこから12年が経ちました。アールワンの代表になって改めて思うことはお客様のありがたさです。至らない点も多々ありながら、ここまでご縁をいただいていることに感謝の気持ちでいっぱいです。
弊社には経営理念があります。私たちの使命は関わってくださる方の更なる繁栄と存続発展です。代表就任のご挨拶に代えて経営理念をご紹介させていただきます。この理念をスタッフ一人一人がしっかり実践できる事務所にしていくことが私の役目だと思っています。
今後も社会保険労務士法人アールワンをよろしくお願いいたします。
アールワン経営理念
<私たちの使命>
私たちは、社会保険労務士業を通じ、企業経営のパートナーとして課題解決に取り組み、お客様の更なる繁栄と存続発展に貢献します。
<私たちの目標>
私たちは、知識と経験を蓄えた存在感のある事務所を創り、お客様満足度業界No.1を目指します。
<私たちの行動指針>
1. 私たちは、プロの社労士としての役割と責任を自覚し、絶えず専門知識の学習に努め、お客様を護ります。
2. 私たちは、お客様の課題を自分の課題として捉え、共に解決を図ることで、相互信頼関係を築きます。
3. 私たちは、チャレンジ精神で絶えず創意工夫を行い、積極的に改善改革と取り組みます。
4. 私たちは、各種法令、業法を遵守し、社会的倫理観を全うします。事務所は、スタッフ一人ひとりの成長を支援し、組織を発展存続させることで、働いてくれる皆さんとその家族の幸せを追い求めていきます。
社会保険労務士法人アールワン 濵中 伸介(はまなかしんすけ)
お客様との「関係性」の構築を大切に考えています。私たちのやることが企業やそこで働く従業員の成長・発展に繋がるよう日々奮闘しています。趣味はランニングとミスチル、それとお酒を飲みながら人と会話をすることです。みなさん、よろしければお声掛けください!
140社の人事労務をサポートする、東京都千代田区の社会保険労務士法人アールワンが提供。人事労務ご担当者の方の実務に役立つ情報をお届けします。
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