新入社員研修で思うこと
2022/03/20
こんにちは。東京都の社会保険労務士法人アールワンの濵中(はまなか)です。5月に行われるMr.Childrenの30周年コンサートのチケットを買うことができました。名古屋のため少し遠いですが、今から楽しみです。その頃にはコロナが収束してくれるのを祈るばかりです。
さて、間もなく4月となり新入社員が入社される会社も多いのではないでしょうか。そこで今回は私の新入社員時代の思い出と新入社員研修についてお話します。
「新聞を読みなさい!」
これは私が大学を卒業して入社した会社の研修で常務が言った言葉です。
※詳細についてはこちらの記事をご覧ください
その会社はサービス業であったため、当時の私は特に新聞を読む必要性を感じていませんでした。そのためこの言葉を聞いても「社会人はそんなものなのかな~」くらいの感覚でした。しかし、なぜかこの言葉は強烈に印象に残っていて、徐々に社会人生活が長くなり役割や責任が増すにつれて新聞を読むことの重要性を認識していくことになりました。
今思い返すとあのときの常務は新聞を読みなさい、ということから「社会人とはこうあるべきだ」ということ伝えたかったのだと思います。
「いつかのあの人が・・・」
ありがたいことに今年も弊社では数社のお客様から新入社員研修のご依頼をいただいています。新入社員はその会社にとって「宝物」です。順調に成長し、ゆくゆくはその会社の中心メンバーになることを会社は期待し、そして本人たちもそれを目指して入社してきます。そのような中で最初に行う新入社員研修は非常に大切な場面です。その講師をやらせていただくことに大きな責任とやりがいを感じます。
私が新入社員研修で意識していることは「対等の関係」であるということです。講師と新入社員という立場の違いはありますが、それは上下の関係ではありません。ましてや人間としてはどちらが優れているという話でもありません。その関係は対等だと思っています。
そのため研修で心掛けているのはまず参加者がどのような人でどのような価値観をもっているのか知ることです。研修の短時間ですべてを把握することは難しいですが、自己紹介やグループワークなどを通じてなるべく理解するように努めています。そのうえで、その考えを尊重しつつ、私の今までの経験からのアドバイスを伝えるようにしています。
もしかすると新入社員時代の私のようにその瞬間にすべては理解してもらえないかもしれません。しかし、社会人生活を続けていく中でいつの日か「名前は忘れちゃったけど、確かあの人があんなこと言ってたよな・・・」と思いだしてもらえるような研修にできればと思っています。
今年も間もなく新入社員のみなさんとお会いすることができます。これから入社してくる人たちはZ世代などと呼ばれ、私たちとは違う考え方を持っていると言われます。しかし、私はそうは思いません。人として心に残る言葉や出来事はいつの時代も変わらないと思っています。長い社会人生活の中で少しでも役立つことを伝えられるよう、今年も研修の場に立ちます。
社会保険労務士法人アールワン 濵中 伸介(はまなかしんすけ)
お客様との「関係性」の構築を大切に考えています。私たちのやることが企業やそこで働く従業員の成長・発展に繋がるよう日々奮闘しています。趣味はランニングとミスチル、それとお酒を飲みながら人と会話をすることです。みなさん、よろしければお声掛けください!
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